より良い社労士を選定するための一例として以下の目線をご提案します。

• 人としての相性
• 対応の姿勢
• 重きをおくのは費用？今後？
• 専門性の中の専門性は考え方次第

以下、趣旨を説明して参ります。

社会保険労務士に関わらず、税理士さんや弁護士さん等も同じことが言えるかと思いますが、外部の専門家に御社の大事なミッションを任せるわけですし、また士業が会社・店舗さんに関わらせて頂く場合、その士業の者とのコミニュケーションを快適に図れるということは、クライアント様にとって、かなり不可欠な要素となります。

特に「顧問」として付き合う場合、永いお付き合いになりますので、率直に意向を伝え、また意見を求められることが好ましいわけです。

ですので、「相性」という要素は非常に重要となります。

例えば、元々お知り合いでしたら、その社労士との相性の良し悪しはわかりますよね？

でも、「ネット上で情報取集し社労士を探す」ですとか「町の社労士事務所の門を叩いた」場合、どのように判断したら良いのかというお話になります。いくつかございますが、何より判断材料にして頂きたいのは、

• 社労士があなたの話にしっかり耳を傾けているか
• 社労士の話の内容に納得できるまでコミニュケーションがとれたか

と考えます。 つまり、クライアント様（になろうとしている人を含め）、どういうことを望んでアクセスしたのか、まずしっかり分析していることが最初の段階で重要となります。 話の途中で早合点し、お話を遮り、応答を始めてしまうようですと、最初の段階でも「相性」が良いとは言えませんよね。テンポ等も重要です。つまり話を聞かせて、ファーストコンタクトが終わった際、どれだけ今後に期待し、先を想像できるかということは、ひとつの判断基準となるのではないでしょうか。 

メールで問い合わせた際も同じことが言えます。

  問い合わせの内容に関して、的を得ているか。

簡潔な答えが伝わりやすい場合もありますし、たくさんのケースを詠うことも親身で丁寧とも言えますし。いづれにせよ、その端的なお付き合いの中で、この人、こちらと向き合っていると認識できることが、ここ申しました相性ということになります。

クライアント様にとって、社労士への報酬は、会社の経費となりますので、安いに越したことはないかと思います。

何かの自己啓発的なスクールの講師でもそうですが、同じ内容を講義していても、印象に残る言い回し、心地の良い講義室の時間の流れを感じられた講師との出会いに喜びを感じますように、社労士との出会いもそれぞれの感性で「感じる・想定する今後」は選定する上で重要な要素となります。

社会保険労務士は、いわゆる専門家です。
分野は、労働法・労務管理、年金含む社会保険等、多岐に渡ります。
その中で、更に専門性を特化させた事務所もあります。
例えば、クライアント様の業種で、

• 飲食業
• 運送業
• 製造業

等に「強い」「特化した」という形で、対応している事務所もあります。 「特化する」というのは、数多く、その業界のクライアント様の対応をしているので、一面において依頼する上で安心ですし、他所の同業者に実績のあるコンサルティングなり、労務管理を提案するかと思います。 

 例えば、医師の中でも、外科医さん、内科医さん、産科医さん、歯科医さん等がいらっしゃるように、社労士でも分野によって、それぞれ専門性を持つという考え方もあります。

 但し、医師の方と社労士の違いはありまして。 

医師の方に依頼するお話の場合、

産科のお医者さんに、盲腸の手術をしてもらうのは不安ですよね？ 

それは、求める結果が「切除」による「治癒」のみですし、専門特化性がかなり影響するからです。

 でも、社労士に依頼するようなお話の場合ですと、

同じ業種のクライアント様でも、理念・方針・社風等、千差万別ですので、求められる最良の結果までのプロセスも千差万別となり、要望もそれにより異なる場合もあります。 

 むしろ、違う業界での実例も加味したほうが良いプロセス・結果になる場合もあります。 

 ですので、依頼する方の思考として、

慣例・慣習を重んじる場合は、「特化型」の社労士に依頼するのも宜しいですし、それに拘らずクライアント様からヒヤリングした内容を検討し個別的な労務管理を提案する社労士を求めるのであれば、むしろ業種を絞っていない社労士に依頼する慣例・慣習を重んじる場合は、「特化型」の社労士に依頼するのも宜しいですし、それに拘らずクライアント様からヒヤリングした内容を検討し個別的な労務管理を提案する社労士を求めるのであれば、むしろ業種を絞っていない社労士に依頼するのも宜しいかと思います。

私ども、社会保険労務士とクライアント様は、「信頼関係」が不可欠となります。

もちろん、信頼関係は、依頼を頂きお付き合いをするひとつひとつの積み重ねにより生まれて来るものと認識しております。

当事務所でもそうですが、初回のご相談・お問い合わせは無料で承っている事務所が多いです。